花壇
まずSTUDIO ASTAとはどんな会社なのか?

元々くろけんとmaoiという売れないイラストレーター夫婦が、生きるためにコンピュータを憶えてデジタル・イラストという分野に道を求めたのがキッカケで、かれこれ15年前の話にさかのぼります。
その数年前に自転車雑誌にいた友人の誘いでアルバイトとしてやった仕事が当時とても高価だったMACを憶えることでした。何故か自宅にも120万のQuadra750セットを買うはめになり、2年ほどの出版社生活でイラレで何でも描ける腕前を身につけました。この時代にデータ入力できるイラストレーターは珍しく、重宝がられた物でした。

あ、ここで大事なキーワードが出てきました。
1990年代初頭でデータ入力が出来るイラストレーターは価値の高い物だったのですが、僕は営業頭が無いこととお金を稼ぐことを何処か後ろめたい、もっと言えば悪事のように思っていました。
そのためイラレで絵が描けることを「そうでもない」という価値に位置づけてしまいました。
結果、人々にとっては「重宝なやつ」になったわけです。
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